NHK古典講読のテーマです。
※2022年度テーマを追記(2022.3.4)

2009年度:枕草子、清少納言の知的世界
2010年度:耳で聴く、徒然草に学ぶ精神世界
2011年度:万葉集・魂のやどる言葉
2012年度:平家物語、その歴史的背景を読み解く
2013年度:平家物語、その魅力的な人物に迫る
2014年度:奥の細道~名句でたどるみちのくの旅
2015年度:芭蕉の紀行文をよむ
2016年度:むかし語りへのいざない~宇治拾遺物語~
2017年度:“お伽草子”へのいざない
2018年度:西行をよむ
2019年度:『方丈記』と鴨長明の人生
2020年度:王朝日記の世界(更級日記、和泉式部日記)
2021年度:
王朝日記の世界Ⅱ(蜻蛉日記、紫式部日記)
2022年度:歌と歴史でたどる「万葉集」
2023年度:日本文学をよむ(うたたね、十六夜日記、建礼門院右京大夫集)

聴き始めたのは2010年1月から。「枕草子、清少納言の知的世界」の最後の3ヶ月間。講師は伊井春樹阪大名誉教授。次の年の「耳で聴く、徒然草に学ぶ精神世界」も担当した。かなり名調子で聴きやすかった。

2011年度の「万葉集・魂のやどる言葉」は準備不足でついていけなかった。2012年度「平家物語、その歴史的背景を読み解く」は五味文彦東大名誉教授、続く2013年度「平家物語、その魅力的な人物に迫る」は櫻井陽子駒大教授(嵐・櫻井翔の母親)。『平家物語』をじっくり聴くことができた。

2014年度「奥の細道~名句でたどるみちのくの旅」と2015年度「芭蕉の紀行文をよむ」は2年連続で佐藤勝明和洋女子大学教授が担当。『奥の細道』以外の紀行文も聴くことができて充実した2年間に感じた。

2016年度の「むかし語りへのいざない~宇治拾遺物語~」(伊東珠美白百合女子大教授)は聴くことができたが、2017年度の「“お伽草子”へのいざない」は最後まで興味が続かなかった。

反対に2018年度の「西行をよむ」ははじめのころがかなり危なかったが、聴き取れないところはパスする技を会得して乗り切った。

2019年度の『方丈記』は『徒然草』『平家物語』『おくのほそ道』といった興味のある作品のひとつ。浅見和彦成城大名誉教授は2012年の「カルチャーラジオ日曜版」で「『方丈記』という生き方」を聴いたことがある実績のある講師。『方丈記』の他に安心して角川ソフィア文庫の『無名抄』『発心集』をそろえた。

2020年度のテーマは「王朝日記の世界」で、前半は『更級日記』、後半は『和泉式部日記』。島内景二先生の奥さんは『徒然草』の島内裕子放送大学教授。

2021年度も「王朝日記の世界Ⅱ」として島内景二先生が続投することになった。『蜻蛉日記』と「紫式部日記』。(2021.3.29記)

2022年度は「歌と歴史でたどる「万葉集」」。2011年度の「万葉集・魂のやどる言葉」は途中で断念した。11年後にやっとリベンジの機会がやってきた。(2022.3.4記)

2023年度は2020年度、2021年度に担当した島内景二先生が再登場した。『うたたね』『十六夜日記』『建礼門院右京大夫集』。(2023.4.1記)