冬の低山ハイク、混雑時間帯を避けた電車移動をと考えた。
以前に「ゼンリンデータコムという会社が携帯GPS情報から調べたところでは横浜線のピークは7時45分。ここを100%とすると30%を超えている時間帯は6時~9時。この時間帯は避けたい。ちなみに30%でも混雑ピークで乗車率180%ほど。その30%でも乗車率は54%もある。」と書いた。

東洋経済ONLINEに首都圏の標準的な車両の定員は160人、座席は40席とあった。ということは全員座れる乗車率は25%となる。混雑時間帯を外せば座れるとは限らないのだ。

横浜線は京浜東北線の東神奈川駅と中央線の八王子駅を結ぶ路線だ。実際は桜木町駅や大磯駅まで行く列車もあるので東海道線とも連絡している。また途中では菊名駅、新横浜駅、長津田駅、町田駅、橋本駅で東京駅や新宿駅、渋谷駅と結ぶ鉄道と連絡している。朝はこれらの駅で乗客の大きな乗り換えが生じる。

ということで町田駅で乗客の入れ替えがあった列車がやって来て、橋本駅で次の大きな入れ替えがある。ここを過ぎても座れないと終点の八王子駅まで座れないことが多い。乗車時間はトータルでも22分だから立っていても大きな問題ではない。ただ混雑具合を考えると座れるくらいの混雑率のほうが安全だ。

JR東日本アプリではどの位置に列車が走行中かが表示される。
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列車をクリックすると、その列車の混雑状況が表示される。
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混雑状況は5段階で表示される。「座席に座れる程度です」なら乗車率25%以下となるはず。
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ということで先週の平日朝の混雑状況を調べた。町田~橋本間。結果は赤枠が「座席に座れる程度です」以外の混み具合(→乗車率25%以上)だった。
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冬は日暮れが早い。9時31分出発では登山には遅すぎる。となると早朝出発、夏と同じじゃん(汗)

高尾山へは高尾山口駅からすぐ登り始められるので早朝でも問題ない。一方、小仏峠や景信山高尾駅北口からバスに乗る。陣馬山の東京側から登るときには高尾駅北口から、神奈川県側からは藤野駅からバスに乗る。運行本数が少ないので列車との接続によっては長時間待つことになる。冬の日出前後を外でバス待ち、考えただけで寒々しい。

冬は駅から歩ける距離にある山がいい。ただし低山に限定。丘程度の低山でもいい気がした。ひとつの試みとして11月28日(土)に大磯町の高麗山・湘南平をハイクしてきた。標高は200m未満。スタートは海抜10mほどだった。

大磯駅までは町田駅で小田急線の片瀬江ノ島行に、藤沢駅で東海道本線の沼津行に乗り換え1時間ほどで到着した。横浜線以外は下り方向。休日だったので余裕で座れた。3時間ほどのハイキングだったが眺めは最高だった。
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ということで、横浜線の混雑状況から冬でも早朝出発となる。寒いのでバス待ちは避けたい。そこで考えたのが陣馬・高尾に限定しない低山ハイク。低山といっても丘クラスの低山でも駅からスタートできるコースを探す。試しに大磯町の高麗山・湘南平をハイクしたら最高の眺めだった。あと2~3コースを探して冬の低山ハイクに備えたい。